基礎代謝がアップする冬という季節
もしかしたら、冬になれば汗をあまりかかなくなるのではないかと考える方が多いかもしれませんね。何と言っても、汗をかかなければ汗臭さから解放されますからね。
しかしながら、例え真冬の寒い季節であっても汗臭さに悩まされる事は少なくないんですね。それでは、何故冬になっても汗臭いことで悩まされるのでしょうか?
意外と思えるかもしれませんが、
実は冬の方が夏よりも汗をかきやすいのであります。それは、冬になる基礎代謝量(何もしない状態、具体的には寝たきりの状態でも消費するエネルギー量のことになります)がUPするため、ちょっと体を動かすだけでも汗をかいてしまうんですね。
本人が気付かないことが多いのですが、実際にはけっこうな量の汗をかいていると思った方がよいでしょう。
汗臭い原因となる冬場の厚着
さらには、冬になったら厚着をする人が多いわけですが、このこともまた汗臭いニオイに関係しているのです。
夏服は素材が薄いことから、汗をかいてもすぐに蒸発するでしょう。ところが冬服は素材が厚いこと、そして何枚も重ね着することから汗は簡単に蒸発しないんですね。
その結果、服の中で雑菌(人間にとって邪魔になる微生物や細菌類を言います)が繁殖して、ニオイを強めることになるのです。
水分と運動の不足で臭くなる汗
そして、水分(水分が含まれていないほど、保存性が高くなりますね)を摂る機会が減ると言うのも原因(これがあって結果につながるということが自然の摂理です)の一つになります。
夏と比べたら水分(あるものに含まれている水のことになります)の摂取量が減り、体内が水分不足になりがちなです。
水分(動物は水分をこまめに補給しないと、脱水症状になると考えられているのです)が足りなくなると汗の濃度が濃くなりますから、結果として臭いも強くなってしまうのであります。
さらに運動不足(ジョギング、ランニングが流行していますが、これまであまり運動していなかったのにいきなり長時間走ったりすると、膝の故障などを起こしかねませんね)になりがちになる為、汗腺が衰えるというのも関係していると言えるでしょう。