耳鳴り（急性感音難聴の症状の一種である可能性があります）と頭痛（誰でも一度くらいは経験するものですが、その原因は様々であって場合によっては深刻な病気が潜んでいることもあるでしょう）が起きる場合、硬膜動静脈瘻や航空性中耳炎（時には鼻かぜで鼻をすすったことが原因となって急性中耳炎を発症することもあります）の可能性もあると言えるでしょう。
耳鳴りという症状が続くと、
健康な暮らしを脅かされることになりますから注意が必要でしょう。
硬膜動静脈瘻と呼ばれる病気は、主に中高年（高年齢者雇用安定法の定義で言えば４５歳以上の人ということになるでしょう）の人によくみられる疾患なんですね。
動脈硬化（動脈が肥大して硬化する病気にことを言います）や高血圧（常に一定なものというわけではなく、一日の中でも変動しています）と併発することが多いのであります。
本来血液は、動脈から毛細血管（動脈と静脈を繋いでいる非常に細い血管のことを言います）へと向かって流れているのですが、しかし硬膜動静脈瘻を発症すると、動脈から静脈に向かって流れるようになるんですね。
頭痛（安易に頭痛薬に頼りすぎるのは健康上問題があるでしょう）や耳鳴りの他にも、脳出血を起こす可能性があって非常に危険な病気（先天的なものも少なくありません）なのであります。
次の航空性中耳炎ですが、この病気は飛行機に乗った時などのように急激に気圧が変化した時に現れる症状であります。
本来はツバを飲み込むことで症状（その程度については人によって個人差があるものです）が治まりますが、それでは治まらないこともあるのです。
このような場合は、病院で治療をうけることになりますが、症状によっては鼓膜切開手術が必要となることもあるでしょう。もちろん、
耳鳴りに効くと言われるツボを刺激しても治まりませんからね。
前述した病気以外には、
耳鳴りと頭痛（外傷以外の原因で頭部に痛みを感じる症状のことです）が起こる病気（遺伝的な体質でどうしても掛かりやすくなることもあるでしょうり）として、メニエール病や小脳腫瘍、うつ病（マジメな人ほど罹りやすいといわれています）などがあげられるでしょう。
また、自律神経失調症や更年期（四十代以降の男性にも、男性更年期障害と呼ばれる症状が現れることがあります）障害でも、耳鳴り（実際には聞こえない音が聞こえるような気がする症状のことです）や頭痛（その原因は様々であすが、深刻な病気という事態も考えられます）が起こることが多いでしょう。
薬の副作用（全くないというわけにはいきませんね）で耳鳴りや頭痛（生活習慣や体の歪みなどを改善することで起こらなくなる可能性があります）が起きることもありますから、何か服用している薬があるということであれば医師に相談してくださいね。
