パーキンソン病と認知症（記憶障害などで正常だった知能が低下してした状態のことです）は深く関係しているのです。
パーキンソン病になった場合、認知症（２００７年頃から痴呆症にかわって使われるようになった病名です）を引き起してしまうケースもあるんですね。
患者（まずは、自分が疾患であることを受け入れて、治療のための努力をするべきでしょうい）全体の約三割に認知障害があって、健常者に比べたら発症率が4倍～6倍にまで跳ね上がります。
しかしあんがら、初期の段階において、そのまま認知症にまで発展するわけではありません。パーキンソン病の病状が悪化する事で発症する確率が上がります。
それでは具体的に、認知症とはどういう疾患なのかと申しますと、脳細胞が破壊されたり、あるいは脳の機能が低下することで発症するのであります。
患うと直前に起きたことを忘れたり、正常に考えることができなくなったりして判断力が低下することになるでしょう。
また、時間や場所の概念がなくなることもありますし、幻覚（山で遭難したりすると、みてしまうことが多いみたいですね）、妄想（時には、ストレス解消に役立つでしょう）等の症状も現れることも少なくありません。
さらに言いますと、暴力をふるったり、うつや不安（瞑想する習慣をつけると、いいといわれているようです）感と言った精神的症状（日頃とは体の状態がおかしいと感じたら、兎にも角にも病院で精密な検査を受けるべきでしょう）も現れるでしょう。
ちなみに、パーキンソン病の治療薬が要因で認知症の症状を悪化させることも考えられます。
薬の副作用（いかに抑えて、効果だけを得られるようにするかが製薬会社の企業努力というものでしょう）により認知障害が現れた場合は、我慢せずに医師に相談しましょう。
自分の判断だけで、薬の使用を中止するということは非常に危険なのであります。
【医療の一言】
・インキンタムシと呼ばれる股部白癬・・・インキンタムシというのは、医学上では股部白癬（こぶはくせん）という病名で、カビの一種である白癬菌が陰嚢（いんのう）や股間、お尻などの部分に何らかの理由で感染し、棲みついてしまう病気のことで俗に言う水虫のことなのです。
・下腹部を襲う激しい痛み・・・下腹部の激しい痛みの元凶となる病気の代表格として、盲腸と混同しやすい大腸憩室症、尿管や膀胱などの尿路結石症、大腸粘膜にびらんができる潰瘍性大腸炎、腹膜に炎症や穿孔が起こる急性腹膜炎、女性特有の病気などが真っ先にみられます。
