病名に癌と名がついた時、誰もが大きなショックを受けることになるでしょう。そして気になるのは、余命ということになるかもしれませんね。
ところで肺癌の場合、ステージ4ともなると余命はどのくらいなるのでしょう?その前に、ステージ1の肺癌で言いますと、5年生存率は70%~80%程度と言われております。
しかしながら、これがステージ4にもなりますと、5年生存率は一気に下がってしまうんですね。したがってステージ4の場合は1年生存率で表されることになるのです。
ハッキリと言わせていただきますと、ステージ4の1年生存率は50%~60%なのであります。2人の患者(まずは、自分が病気であることを受け入れて、治療のための努力をすることが大切でしょう)さんがいた場合、1年間生きられるのは1人以下ということになります。
半数の患者(病気に感謝できるようになると、克服できるとよくいわれます)さんが1年間生きることができないというのが現実なのであります。さらに言いますと、いろんな所に転移している場合はもっと余命は短くなってしまうでしょう。
しかし、これはあくまでも確率(宝くじに当るよりも交通事故に遭う方が高いと言われています)の話ですので、ステージ4でも2年や3年、またはそれ以上生きる人もいらっしゃいます。
ということで、ステージ4だからもうダメだと諦めてはいけません。治療(医学の発達と共に進化していくことが多いです)を続けるようにするべきです。
毎日の治療がご自身の生命を延ばすことになりますので、ここで諦めてはいけません。仮にドクターから余命を告げられたとしても、それはあくまでも目安に過ぎなのであります。
肺がんは早めに見つけて早期に治療(有効な方法が確立されてないことも少なくありません)を行えば、生存率が高くなりますので、早い段階での発見が非常に大切なのです。
【医療の一言】
・狭心症の外科的な措置・・・胸痛や胸部圧迫感を主訴とする狭心症の外科的な措置では大方の病院で「大動脈バルーンパンピング法(IABP法)」とグラフトを用いる「冠動脈バイパス手術」の両方の治療方法が採用となるでしょう。
・メタボリックシンドロームの定義・・・内臓脂肪型の肥満が確認された上で、油脂の過剰摂取などによる「脂質過多(ししつかた)」、「血圧(blood pressure)」、高血糖(こうけっとう)の中で2個以上合致する症状のことを、メタボリックシンドローム、略してメタボと名付けました。