ステロイドと言えば、アトピー治療（有効な方法が確立されてないことも多々あります）によく使用される薬ですが、この薬には強い抗炎症（何らかの原因で、免疫応答が働いて起こる症状のことです）作用を持っているので、正しく使用すれば、肌がみるみるうちにキレイになっていくことでしょう。
しかしながらステロイドには、副作用（時にはその効果に見合わないこともありますね）が伴います。すぐに副作用（全くないというわけにはいきませんね）が出ることはないかと言って、使い継続することで危険でしょう。
医師の指示を無視して長期間使い続ける事で、皮膚（キレイであるのにこしたことはありませんね）が薄くなったり、湿疹が酷くなる場合だって考えられるのです。
更に塗った部分にニキビ（医学的には、「尋常性ざ瘡」と言い、顔以外にもできます）、多毛、ほてり、出血などの症状が現れる場合もあるようです。
ステロイドを使ったら肌がきれいになりますが、これは治ったという訳ではないんですね。あくまでもこの薬は、炎症を抑える薬なんですね。
したがいまして、ステロイドで大人（矛盾やままならないことを飲み込んでいける人のことでしょうか。周囲の人に迷惑をかけない、不快にさせないということも大事ですね）アトピーが完治する事はないのです。
使い方を間違えてしまうと症状（けっこう辛さを周囲の人に理解してもらうのは困難なものがあるかもしれませんね）が悪化しますから、必ず医師（あまり頼りすぎるのもよくありませんが、全く指示に従わないとなると治るものも治りません）の指示を守るようにしましょう。
また、ステロイドの副作用が現れた場合はすぐに医師に相談しましょう。
【医療注意報】
・骨折・・・車の事故や屋根からの滑落など、かなり強い圧力がかかった場合は複数箇所に骨折が見られたり、あるいは開放骨折に至ったり、さらに重症の時は内臓が損壊してしまうこともあります。
・通常の場合骨折しない位の僅かな力でも、骨の一定のエリアに複数回にわたり継続的にかかることにより、骨折が生じてしまうことがあるので気を付けましょう。
