どもりを治すためにはタバコ(南アメリカ大陸が原産地のナス科の多年草ですが、この多年草を乾燥、そして発酵させてから紙巻にしたものです)がいいと耳にした事があるかもしれませんが、これは大きな間違いです。
タバコ(日本には南蛮船によって近世の初頭に持ち込まれました)を吸ったからと言ってどもりが治る事はありません。現実に、どもりを治すために、タバコを吸い始めた人もいるのですが、克服出来きないのが本当のところです。
また、喫煙している方の中にも、どもりの人はいるので、効果はないと考えるべきですね。
何よりもタバコ(ニコチンには依存性があるため、一度習慣になるととなかなかやめられなくなります)は健康に悪い影響があります。
仮に、どもりが改善されも体調を壊してしまったり、ガンなんかの恐ろしい疾患を引き起こす可能性があるので、吸うべきではありません。
実際に、『タバコは百害あって一利なし』と言われていますが、このことわざはタバコのためにあるようなものですね。
依存性が高く、吸わないとストレス(完全になくすというのはできない可能性が高いでしょう)を感じてしまうようになり、そのストレス(鬱病やPTSDの原因になりかねません)が原因でどもりがひどくなるとこともあるでしょう。
タバコによるストレス(人間関係が主だった原因になることが少なくないでしょう)が多少なりともどもりに影響を与えているかもしれないため、健康のことも考慮してタバコを吸っている方は禁煙(禁煙外来それでは、一定の条件を満たすことで健康保険が適用されます)をしましょう。
近年は禁煙外来が増えており、以前よりも禁煙(喫煙してはいけない場所、または、喫煙を止めた人をいいます)しやすい環境が整っていますからね。
【医療注意報】
・スルフォラファン・・・天然の化学物質、フィトケミカル(phytochemical)の一つのスルフォラファンというブロッコリーに含まれる有機硫黄化合物が、肝臓が分泌する解毒酵素の効率的な創造活動を助けているかもしれないという真実が明らかになってきました。
・中耳炎・・・ヒトの耳の内部構造は、耳殻側から順番に「外耳(がいじ)」「中耳」「内耳」の3か所に分けられますが、中耳の部分に黴菌やウィルスがうつることで炎症がみられたり、液体が溜まる病気が中耳炎というわけです。