メニエール病は、なかなか厄介なところがありまして、この病気が原因で鬱病を発症する人が多いのであります。
メニエール病になった場合、酷いめまいや吐き気、頭痛(誰でも一度くらいは経験を持っているものですが、その原因には色々なケースがあって、時には深刻な病気が隠れていることもあります)、耳鳴りに悩まされたりします。
この症状(なかなかそのつらさを他人に理解してもらうのは難しいところがあります)がいつ起こるのか判らないので、常にストレスを感じて生活を強いられてしまいます。
そのストレス(元々は物理学用語だったのですが、、カナダのハンス・セリエ博士の論文以降、医学用語としても使われるようになったという経緯があります)がどんどんたまっていき、うつ病(マジメな人ほど罹りやすい病気です)が発症する事があるのです。
更にメニエール病は、ストレス(うつ病やPTSDの原因にもなるでしょう)を強く感じることで、発症するといわれているので、基本的にストレス(過剰に受け続けることで、心身の健康を損なう恐れがあります)に弱い人がかかりやすいです。
ストレス(これ原因になるもののことをストレッサーと呼びます)に弱い人はうつ病(心の風邪という表現をされることがありますが、治りにくさは風邪どころの比ではありません)にもなりやすいですから、メニエール病だけではなく、うつ病(朝が特に症状が強く現れて、夕方以降は少し楽になることもあります)にもなりやすいのです。
以上のことからメニエール病と、うつ病は深く関係していると言えるのであります。
どちらの病気もストレスが絡んでいるので、常日頃からストレスを溜め込まない生活を意識(寝不足だったりすると、保つのが難しいでしょう)するべきでしょう。ストレスを溜めやすい真面目な人や几帳面な人ほど特に注意が必要です。