食後は、すぐに歯を磨く人たちがいらっしゃいます。きっと、口臭のことを気に慣れているのかもしれません。
しかしながら、食後すぐに歯磨きをするという行為は、実は口臭を悪化させる原因となる可能性があります。
食事直後というのは、唾液の分泌も十分行われていることから、口内の雑菌(人間にとって有害となる微生物や細菌類のことです)も効果的に抑えられている状態にあります。
そのため、歯磨き(歯磨き粉を使う人もたくさんいますね)をしなくても口臭はそれ程強くなりません。
しかし、食後すぐに歯を磨くと口内が乾燥して、雑菌(発酵食品の製造が失敗する原因にもなりかねません)が繁殖し口のにおいを発生させる原因となります。
また、口臭が気になる方は、ものをたべる度に歯磨きをしたくなるかもしれませんが、磨き過ぎにも注意が必要なのです。
食後すぐに歯を磨くこと、そして、ちょくちょく歯を磨くことは、口臭を悪化させてしまう可能性があるのです。したがいまして、歯磨きは、一日2回~3回程度で十分なんですね。
それ以上の歯磨き行為は、口臭を悪化させることになります。ということで、多くとも3回くらいまでに控えるようにするべきです。
また、食後すぐに歯磨きをやるのではなくて、少し時間をおいてからにして下さいね。それが、ただしい歯の磨き方だと認識するべきなのです。