通常、一回の排尿量が５０ｃｃから１５０ｃｃくらいと言われていますが、もし排尿してもすっきりした感じがなく、、またすぐにトイレに行きたくなる場合には、頻尿の疑いがあるので泌尿器科を受診すべきです。
ところで、腎臓が悪いと頻尿になると言われています。そもそも腎臓は、尿と深く関係しておりまして、腎臓の機能が低下すると頻尿（神経性頻尿や過活動性膀胱、泌尿器系の臓器の疾患、慢性腎不全、糖尿病などが原因で起こったりします）んですよ。
そのため、頻尿になった場合は様々な原因（これを追求しないと、何度でも同じトラブルが起こる可能性があります）が考えられます。その一つに、腎臓機能の低下もあるということを頭に入れておいた方がいいでしょう。
乱れた生活習慣（規則正しい生活を送り、健康を害する恐れのある習慣は極力排除することが必要です）によって腎臓が一時的に機能低下しているであればまだいいのですが、、何かしらの病気（早期発見、早期治療が完治のためには必要不可欠ですよね）にかかっている場合は危険であると言えます。
腎臓の代表的な病気（予防することで発症や再発を防げることもあります）には、糸球体腎炎や腎盂腎炎、腎不全、腎結石などをあげることができます。
これらの病気になりますと、頻尿（生理前になると起こりやすい場合もあります）を引き起こします。
そして、この頃注目されているのが慢性腎臓病（２００２年に、アメリカの腎臓財団が提唱した概念です）という腎臓の疾患なのです。これは、慢性的に腎臓機能が低下していく恐ろしい病気なのです。
発症原因としましては、生活習慣（健康に良くないことを続けていると、生活習慣病を呼ばれる疾患になってしまう可能性が高まります）の乱れが大きく関係しているのです。
やっかいなことに、初期の症状が殆どないことから、気が付かないうちにますます悪化することがあります。その結果、気付いた時には治療が難しい段階まで進行していることも少なくありません。
一度腎臓が悪くなってしまうと、専門的な治療が必要になります。したがって、ただの頻尿だと思わずに早目に病院で診察を受けるべきでしょう。
