坐骨神経痛(お尻の付近の肌に近いところが痛みます)の要因として以下ことが考えられます。
(1)腰椎椎間板ヘルニア
(2)腰部脊柱管狭窄症
(3)変形性腰椎症
これらを発症すると、坐骨神経痛(痺れや痛みを感じて、立ち続けたり、座り続けたりするのがつらくなったりします)を引き起こします。
腰椎椎間板ヘルニアとは軟骨(ヒアルロン酸を注射することで痛みを和らげることができるでしょう)が本来の位置から飛び出して神経を圧迫する疾患です。
同じ姿勢を続ける事が原因(これを追求しないと、何度でも同じトラブルが起こる可能性が高くなります)で発症するので、デスクワークの人は気をつけるべきでしょう。さらに言えば、急に重たいものを持った時も非常に危険です。
腰部脊柱管狭窄症(神経根が圧迫されるタイプ、馬尾が圧迫されるタイプ、混合タイプがあります)は脊柱管が狭くなり、神経根や馬尾を圧迫することによって起こる症状(なかなかつらさを他の人にわかってもらうのは難しいですよね)です。
発症すると、痛み、しびれ、麻痺などの症状が下半身に現れたり、歩行障害となる恐れがあります。これらの原因は主に、加齢によるものです。
変形性腰椎症は、腰椎が変形することで神経を圧迫された状態のことを言います。同じ姿勢を長時間、継続したり、年をとることで発症します。また、スポーツで腰に負担をかける事でも発症するケースもあります。
変形性腰椎症が悪化すると、脊柱管狭窄症(早期に治療することにより、手術を回避できることが少なくありません)に発展する心配がありますので注意が必要ですね。