恐怖症には色々なケースがありますが、その中に先端恐怖症があります。これは、先が尖ったものを見ると不安(人に打ち明けることで多少は楽になることもあるはずです)になったり、怖くなる恐怖症の事なんですね。
ナイフやカッターが怖いというのは、やはり刃物ですから使い方を謝れば怪我をしますから、ある意味恐怖を抱くことがあるかもしれません。それに対して、先端恐怖症の人は鉛筆や爪楊枝、箸はもちろんのこと、人の指などに対しても恐怖を感じたりするのです。
要するに、先が尖っているものでしたら危険性の存在あるなしに関わらず、恐怖を覚えるということなんでせすね。
身の回りをざっと見渡しても、先が尖ったものがたくさんありますので、日常生活に支障をきたすことが多い恐怖症と言えます。
恐怖症の中には、高所恐怖症のように特定の場所を避けてれば発症しないものもありますが、先端恐怖症の場合はそれがほとんど不可能ということになります。何しろ、先が尖ったものがない場所や空間を見つけるのは非常に困難なことですからね。
症状としては主に、めまいや動悸(緊張している、恐怖を感じているなど、原因がわかっていて、それが解消されると治まるのであれば問題はないですね)、頭痛、胃痛などが現れます。また、場合によっては発熱を伴うことがあるでしょう。
サングラス(ニッケルやクロムなどで着色し、紫外線の害が目に及ばないように処理しています)を使用することで症状(その程度やどんなものがというと、人によって個人差があります)が和らぐ場合があるため、試してみるのも良いでしょう。