汗かきと運動の関係性って、何かしらのものがあるんでしょうか？汗かきだと、ちょっと動いただけでも恥ずかしいくらい汗をかいてしまうことから、運動嫌だという方が多いかと思います。
さらに言えば、ただでさえ汗かきで嫌な目に遭っているのに、運動などを行ったら、より酷い汗かきになると心配になる人もいらっしゃることでしょう。
しかしながら、運動不足の人は、いわゆる悪い汗をかきやすい状態なんですね。悪い汗というのは、汗が悪臭を放つ、あるいは雑菌が繁殖しやすい汗のことを言います。
このような状態は、運動不足が原因となって皮膚の抹消血管の血行が悪化し、汗腺にちゃんと酸素が供給されなくなるために引き起こされているのであります。
それ、運動不足（ジョギング、ランニングが流行していますが、これまであまり運動していなかったのにいきなり長時間赭ったりすると、膝の故障などになりかねません）だと皮下脂肪（どんな食べ物、油から摂るかによっても、体への影響は違います）が厚くなって、肥満（体重や体脂肪が多すぎることです）になりがちです。
皮下脂肪（適度に摂ることは必要なのですが、過度に摂ることが問題なのです）が厚いと、体の熱が外に逃げにくくなります。その結果として、汗をかきやすくなるということなのであります。
脂肪（外食をしていると、特に摂り過ぎてしまう傾向がありますよね）が体の熱の放出をブロックしてしまうというのは、みるからに肥満体型の人に限らず、内臓脂肪（見た目はスリムにみえても、実は内臓脂肪がついてしまっているケースがあります。）がついている隠れ肥満の人でも同じことが言えます。
中肉中背、あるいは、痩せているのに汗かきだという人がいます。これは、もしかすると、隠れ肥満（体重が標準内で、一見痩せ型でも体脂肪率を測定すると、実は肥満だということもありがちなことです）なのかもしれませんね。
若い頃はこのようなことはなかったのに、中年（多くの場合、４０歳以降の年齢を指します）になってから急に汗かきになったと言う人は、一度健康診断を受けてみることをおすすめします。
いずれにしても、汗かきで悩んでいるということであれば、可能な限り毎日、有酸素運動を行って、良い汗をかけるようになさって下さい。
運動不足を解消することで、動いても汗をかきにくくなる事も現実にあるのです。そして、汗をかいても臭いづらくなる可能性があるということ。
ウォーキングやサイクリング（スポーツとして、あるいは、娯楽として自転車に乗ることをいう場合が多いでしょう）などといった体への負担が少ない有酸素運動を一日30分以上以上行うのが、汗かきの改善のためにもなるはずです。
