感覚過敏の人というのは、もしかしたら発達障害(いくつかの種類があります)かもしれないという話がありますが、これって本当はどうなんでしょうか?
ハッキリいうとその可能性はあると考えるべきだと思います。といいますのは、実は発達障害の人は感覚過敏の傾向があるからなんですね。
そもそも感覚過敏とは文字通り、感覚が過敏に反応する事を言います。
例えばのお話ですが、聴覚(年を取るのに伴って、可聴域が縮小していくものです)が感覚過敏の場合、普通の人には聞きとる事が出来ない遠くの会話まで聞こえたり、騒音が普通の方よりも大きく聞こえてしまうんですね。
また、触覚が感覚過敏だと触れられることを不快に感じることから、衣服の材質などにこだわりがあったりするのです。
さらには視覚が感覚過敏だと、全体を見るよりもひとつのものを見る方が得意であったりします。そのために、視界が乱れることが少なくありません。
このような傾向が、現実に発達障害(見た目では分からないことが多いでしょう)の人に多く見られるるんですね。これらのことは、命に関わるような事ではありません。しかし、やはり快適な暮らしを送っているとは言いがたいわけであります。
もし、あなたの子どもが異常に、感覚が敏感かもと感じたら発達障害(先天性的に脳機能に異常がある障害です)の可能性があります。その時は、一度専門医に相談することをオススメします。
これだけで判断できませんが、発達障害(できるだけ早い段階で治療を始めるべきです)の疑いが濃厚であると言わざるを得ないでしょう。