鬱病(似たような症状の病気もあって、診断がとても難しいばいもあります)になると、もう駄目だと思ってしまう人もいるかもしれません。しかし、そんな事はないんですね。
みなさん勘違いされているのですが、うつ病(朝が特に症状が強くでたり、夕方以降は少し楽になることもあります)は治る病気です。
しかし、実際に鬱病になってしまったら、「鬱病はもう治らない」などと思い込んでしまったり、あるいは治すことを放棄するケースが多く、これがうつ病(マジメな人ほど危険です)のやっかいないところです。
人それぞれにうつ病(気分障害の一種、そして精神疾患です)になる原因としては異なりますが、一般的には何かしらのストレスがきっかけで発症することが多いでしょう。
例えば、仕事のストレス(人間関係が主な原因になることが多くみられます)、家庭のストレス、学校のストレス、人間関係のストレスなどが代表的なものになります。
この原因(時にはこれを考えて改善しましょう。そうすることで、より良い未来へとつながっていくはずです)を解消することによって、うつ病が治りそうなイメージがあいます。しかし、そう単純なものではありません。
原因を解消するのはもちろん大事です。でも、一度うつ病になってしまった場合、自分ひとりの力で克服できるものではないんですね。
ということで、自分ひとりで治そうとしないで、家族や恋人、そしてドクターのサポートを受ける事がすごく大切なポイントになります。
そのためには、自分自身がうつ病(なかなか自分では自覚できずに、治療開始が遅れてしまうこともあります)だということをちゃんと理解する必要があるのです。
また、すぐに治そうとあせったりすると余計に悪化してしまう可能性もあるので充分な回復期間を設けることも重要になってまいります。
できる限りできるだけ早く鬱病(昔よりは理解されるようになっているようですが、まだまだ偏見は残っています)の治療をする事で、早期回復が見込めます。ということで、自分の心や身体に異変を感じた場合は、我慢しないでお医者さんに相談すべきです。