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姿勢が原因で起こる可能性のある頚椎ヘルニア

首にこりや痛みを感じたり、指先が痺れたりと言った症状の方はいらっしゃいませんか?その症状(その程度やどんなものがというと、人によって個人差があるでしょう)は、ひょっとすると頚椎椎間板ヘルニアを発症しているかもしれませんね。

頚椎ヘルニア(脊柱頚部の七つある椎骨のうち、第四腭椎と第五腭椎の間の下位腭椎で最も多く発生します)とは、正しくは、「頚椎椎間板ヘルニア」とは要するに、頚椎の椎間板がヘルニアを起こしている状態のことを言います。

頚椎とは、簡単に言えば、背骨の中で頭蓋骨を支える計7個の首の部分にあたる骨のことです。そして頚椎は、人の体の中でも特に重要な神経がたくさん通っている大事な場所なんですね。

ちなみに椎間板は、椎骨と椎骨の間に挟まっている「クッション(スポンジやビーズなどの柔らかい素材が入っている洋風の座布団のようなものですね)」の役目を果たしている組織のことです。

そもそものお話ですが、ヘルニアとは「体の組織が本来あるべき部分から飛び出したり、はみ出したりしている状態」を指している言葉(作家や作詞家なんかは特に優れたセンスを持っているでしょう)です。つまり、頚椎椎間板ヘルニア(人間以外の動物も発症することがあるのだとか)とは、頭蓋骨を支える首の骨のクッションの役目を果たしている箇所で、体の組織が飛び出した状態になっていると言うことなんですね。

こういう状態になったら、今までクッション(素材によっては、長時間同じ姿勢をとった際の体への負担を軽減してくれることもあるでしょう)の役目を果たしていた椎間板が機能しなくなり、骨と骨が直接接触してしまうようになるわけです。

すると、骨の表面に走っている神経が刺激されてしんまうんですね。その結果、「ビリビリ」という激しい神経痛を起こすのです。この痛みは、ヘルニアが脊柱管を走る「脊髄中枢神経」、または、頚椎左と右に走る「頚椎神経」を圧迫してしまう事で起こる神経痛ということになります。

もし、頚椎ヘルニア(二十代から四十代くらいに発症しやすく、手術を受けたとしても5%から10%の割合で再発するといわれています) が軽度のものであれば、神経を圧迫しない為に神経痛を起こさないケースもあるということ。

ということで、本人の自覚症状が無い隠れ頚椎ヘルニア(X線検査やMRI、CT検査などの検査を行って診断します)の患者も多いと考えられている のであります。

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