みなさんは「クレアチニン(老廃物の一種で、クレアチンリン酸が筋肉へエネルギーを供給する際に分解されて代謝産物として発生します)」という言葉ってご存知でしょうか?
クレアチニンとは、クレアチンと呼ばれる筋肉運動(最初はウォーキングや踏み台昇降などから始めると、それほど体に負担が掛からないはずです)のエネルギー源が代謝する事で作られる物質の事をいうのです。
そして、このクレアチニン(筋肉の量が多いと、その分正常値も高くなります)の数値によって、腎臓の機能が正常なのかの判断材料となります。
成人男性のクレアチニン(尿中の濃度の正常値は、男性が20~26mg/kg/日で、女性が14~22mg/kg/日です)の基準値は0.6~1.2mg/dl、成人女性のクレアチニンの基準値は0.4~0.9mg/dlだそうです。
要するに
クレアチニンの正常値は筋肉の量によって異なるということです。
この数値を上回っていたり、下回っている時には、腎臓に疾患(後天的な要因が元になる場合もありますし、もしかしたら先天的に持病があったり、遺伝によって発症する可能性が高くなることも考えられます)を抱えていることもありますね。
しかしながら、この数値に異常があったからといっても、それで、すぐに病気なんだと決めつけるべきではありません。
なぜならば、その時の体の状態により、たまたま数値に異常が生じただけと言ったケースも少なくないからなんですね。
クレアチニン濃度を検査したいということであれば、病院で血液検査(血液を検査して健康状態を調べることをいいます)を行う必要があるでしょう。
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体に何か異変を感じる場合は、念のためにお医者さんに相談しましょう。その結果として、血液検査(静脈採血と動脈採血があります)ということになるかもしれませんね。
ちなみに
腎臓は塩分の過剰摂取で機能低下を起こすことが多いのです。