従来と比べた場合、すぐにのどが乾いたり、夜間にトイレへと行く回数が増えた、そして疲れやすくなったなどの症状が現れたりする高血糖なのですが、それと糖尿病(血糖値、もしくは、ヘモグロビンA1c値が正常値をこえた場合、糖尿病だと診断されるでしょう)の違いがよく分からない人も多いかもしれませんね。
最初に高血糖(血液の中のブドウ糖、グルコースが多い状態です)になったからと言って、それですぐに糖尿病(血液のブドウ糖を一定に保つホルモンの作用に異常が生じることにより発症します)ではないんですね。
高血糖の状態が慢性化する糖尿病
高血糖と糖尿病(血液中の糖濃度が高すぎるという症状を言います)を同じ病気(経験して初めて健康の大切さを知ることになるかもしれませんね)だと考えている人がいらっしゃいますが、それは誤りということになります。
高血糖とは血液中のブドウ糖(血液中の主だった糖成分で、動植物が活動する際のエネルギー源となります)が正常よりも多い状態のことを言います。
このような状態が慢性的に続くことで、糖尿病(自覚症状がないこともありますが、放置されると死に至る合併症を発症するリスクが高くなってしまうでしょう)を発症することになります。ということでに、慢性化しているかどうかが相違点ということです。
まずは高血糖の予防を考えましょう
慢性化していない状態は、糖尿病とは診断されることはなく高血糖だと認識する必要があるでしょう。そんなことから、高血糖にならないようにすることが糖尿病を予防することにもなるわけであります。
高血糖から糖尿病(先進国ほどたくさんの患者がいます)に進行すると日々の暮らしにまで大きな支障が出てくることになります。
症状次第では、生命の危機に陥ることもありますので、糖尿病(生活習慣病の一つになります)になる前に高血糖を改善する必要があります。
何よりも生活習慣を改善しましょう
高血糖(ずっと高い状態が続きますと糖尿病に進行して深刻な合併症を発症する危険が高くなるでしょう)を予防、あるいは改善させるには生活習慣の改善が大切になるでしょう。
生活習慣や食生活が乱れていると、血糖値(血液の中のグルコースやブドウ糖の濃度の値になります)が上がりやすくなって、高血糖になりかねません。
生活(後で振り返ると懐かしく感じることもあるでしょう)を振り返った時、それが乱れていると感じた場合は早急に対処するべきです。