肺がんの症状(日頃とはカラダの状態がおかしいと感じたら、まずは病院で精密な検査を受けてみましょう)として代表的なのが咳です。
風邪(感冒ともいい、西洋医学では「風邪症候群」と呼ぶこともあります)の咳と似ているため、肺がんになっていることに気付かない人も少なくありません。
しかしながら肺がんの咳は、風邪(厳密に言うと、インフルエンザとは異なります)とは異なり、いつまでも続くことになるんですね。
風邪(最近では、抗生物質や解熱剤を服用するのはあまりよくないと考えられています)の場合は一定期間で治まりますが、肺がんの咳はずっと続くのが特徴になります。
一ヶ月以上咳が続くようであれば、肺がんの可能性が出てまいりますから、病院で検査を受けるべきでしょう。しかし、一ヵ月以上咳が続いたからと言って、それが必ずし肺がんを発症したと言う訳ではないのです。
気管支炎や喘息になることでも咳が続きますから、肺がんだと決めつけるのは問題があります。このような場合は、自己判断せずにまずは病院に行くべきでしょう。
また肺がんを発症すると、咳の他にも色々な症状が出てまいります。
具体的に言います血、呼吸困難、息切れ、発熱、体重(健康的なダイエットを目指すなら、体重を減らすのではなく、体脂肪率を減らすようにしましょう)減、痰、胸痛などの症状も肺がんになってしまった場合には起こります。
肺がんは初期症状が現れにくいですし、風邪(西洋医学と東洋医学では治療法がことなりますが、安静にして寝ていた方がいいのは間違いありません)とよく似ているので、そのまま放置してしまう人も少なくないと思います。
放置すると急激に悪化しますので、おかしいと思ったんだったら放っておかず、念の為に早いうちから病院に行って受診するべきです。
【医療日記】
・結核菌の感染・・・真正細菌のひとつである結核菌は、人間がゴホゴホと「咳」をすることで外気や内気に放出され、空中にフワフワしているのを別の人が吸い込むことにより感染していくのです。
・お肌のアンチエイジング・・・規則正しい穏やかな暮らしの継続、腹八分目の実行、自分に合った運動やスポーツ等、古典的とも言える自分の体への注意がお肌のアンチエイジングにも役立つのであります。
・悪化した歯周病・・・既に歯の表面を覆っている骨を脆くさせるほど酷くなってしまった歯周病は、原則病状自体が和らぐことはあっても、エナメル質が元の量に復元されることはないと言われているのが現状です。