禁煙（世界的に禁煙の動きが高まっており、喫煙率は低下しています）すると太る人がたくさんいます。
そういう方たちの多くは、禁煙（最近では、喫煙できるスペースがかなり減少しています）と同時に甘いものを食べていることがおおいのです。
それでは、何故禁煙（喫煙してはいけない場所や喫煙を止めた人をいいます）すると甘い物がほしくなるのでしょうか？
禁煙（禁煙外来では、一定の条件を満たすことで、健康保険が適用されます）した結果、幸福ホルモンのドーパミンが足りなくなるため、集中力（あらゆることを行う際に必要とされ、その成果を左右します）が低下したり、意欲の低下を招きます。
そして、このドーパミン（何かを行う際の動機付けになっていると考えられています）を出してくれるのが糖分です。
要するに、禁煙を開始するとドーパミンをタバコ（日本には南蛮船によって近世の初頭に持ち込まれたらしい）の代わりに糖分で分泌させようとすることから、あまいものがほしくなるということなんです。従来から甘いものが好きな方の場合、この傾向が強く表面化するでしょう。
糖分（糖分を控えるだけでなく、どんな糖を使うのかも考えるべきです）の過剰摂取は体に悪いので、禁煙はじめたのであれば、あまいものを意識して避けるようにするべきですね。
そうでないと、無意識のうちに摂取してしまう可能性が出てしまいます。仮に、甘い物が欲しくなった場合でも、栄養価の高い物をたべると衝動を抑える事が出来るでしょう。
しかしながら、カロリーが高いものは肥満（単純性肥満、病的肥満、症候性肥満、皮下脂肪型肥満といった種類があります）を引き起こすので、低いカロリーでありながら、栄養の豊富なものを口にした方がいいでしょう。
以上のような点に気をつければ、禁煙で太ることもありませんからね。
【医療の一言】
・骨折したのかどうかよく分からない時・・・自分で外から観察しただけでは骨折したのかどうかよく分からない時は、痛めてしまった部位にある骨を弱めにプッシュしてみて、もしその部位に強烈な痛みを感じたら恐らく骨折だと思われます。
・女性ホルモンを足してあげる治療方法・・・万が一婦人科の検査で現時点での女性ホルモンの分泌量が基準値よりも少なくて早発閉経（POF)だと分かった場合は、基準値に満たない女性ホルモンを足してあげる治療方法で改善が期待できます。
