パニック障害とは不安（人に打ち明けることで多少は楽になることもあるでしょう）障害の一種で、理由もなく突然パニック状態に陥る病気（遺伝的な体質でどうしても掛かりやすくなってしまうケースもあります）のことです。
パニック状態になると動悸（緊張している、恐怖を感じているなど、原因がわかっていて、それが解消されると治まるのであれば問題はありませんね）、息切れ、吐き気、胸の痛み、不安感、めまい、ふらつき、しびれ感、冷感、熱感などといった様々な症状は起こります。
このような症状が何の前触れもなしに発生する症状が、パニック発作なのであります。
早いケースでは30分以上以内におさまります。しかし、長い場合は一時間ほど続くこともあります。したがって、その時々によって症状は異なると考えた方がいいでしょう。
症状（普段とは体調が違うなと感じたら、とにかく病院で詳しい検査を受けてみましょう）が突然現れるので、「またいつ現れるのか」といった強い不安におそわれることもあります。
この不安な気持ちを抱えながら生活を強いられることもパニック障害の特徴だといえるでしょう。パニック障害を珍しい病気だと思っている方も多いみたいですが、けっしてそうではありません。
日本ではたくさんの人が抱えている病気でもあるのです。命に関わることはありませんが、そのまま治療せずに放置すると慢性化することも考えられます。
慢性化すると治すことが難しくなりますので、早めに治療するべきです。
